奇天烈の美学【TVR社】

奇天烈な―ソフトに言うと「一風変わった」―デザインの自動車会社というと、多くの人はイギリスのTVR社を思い浮かべるのではなかろうか。
いや、たとえそうでなくても小生はそうなのである。

そもそもTVRは第二次大戦後間もない1947年、イギリス・ブラックプールに設立された。
安全装置や電子制御を排した小型のスポーツカーを生産。
90年代、イギリス最大のスポーツカーメーカーの座に上り詰める。
2004年、ロシア人の実業家が買収。
2006年、経営破綻。
2007年、再建手続き、競売の結果再びロシア人実業家の手に。
と、現在はどうも先行きが不透明な状態にある。
経営が間違えたのか。時代がTVRを求めなくなったのか。

いずれにせよ、ブラックプールでの生産はもうされないらしい。

…さて、デザインの話に戻ろうかと思う。
高い性能、シンプルな装備のほかに、その個性の強いデザインもTVR車の特徴だと思っている。
tvr2
これがTVRのフラッグシップ、サガリス
フェラーリのスポーティな美でもなく、ランボルギーニの直線が織りなすシャープさとも違う。
いささか宇宙的…というか、もはやこのクルマ自体宇宙人なのであろう。
tvr3
これがリア。
一目で別パーツと判るバンパーが目を引く。
…これは衝撃吸収材として機能するのかが気になるところではあるが。
tvr1
こちら、T350のリアビュー。
バッサリと切り落としたようなデザインだが見事に曲線的だ。
tvr09
これはタスカンか。
サガリスなどを見るとこれでもまだ大人しいほうに見えてしまう。

あまりにエグ味が強いため、人により好き嫌いが起きるのは当然だろう。
小生はTVRのデザインは大好きだ

まぁ、総じて変なクルマは面白い。
…変なんて言ったら怒られるか('・ω・`)
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